【失敗しない外国人の採用・雇用】必要な基礎知識や外国人人材紹介会社の選び方をまとめて解説

最終更新日:2020年11月26日 執筆日:2020年11月26日

外国人を採用したいが、手続きのミスや過失による違法行為などを恐れて一歩を踏み出せない企業は少なくありません。外国人と日本人では採用の流れが異なりますから、担当者の外国人採用の知識が十分でないと、気づかないうちに違法行為をしてしまう可能性もゼロではないのです。

ここでは、外国人採用に失敗しないための基礎知識と、安心して外国人を採用するための「外国人人材紹介会社」の選び方を解説します。「外国人の雇用で失敗したくない」、「自社に合った外国人を採用するにはどうしたらいい?」、「優秀な外国人労働者を雇いたい」といったご希望や悩みを抱えるご担当者さまは、ぜひ参考にしてみてください。

 

外国人留学生 採用・雇用編

まずは、外国人留学生の採用・雇用における基礎知識からご紹介します。

外国人の留学生を採用するには?

外国人留学生を採用する際には、まず「在留資格(ビザ)の確認」が必要です。在留資格には、日本に在留する目的や活動内容が記されています。在留資格には、「日本国内での労働が認められているもの」と「認められていないもの」があるため、「在留資格を持っている=採用できる」というわけではありません。

また、外国人留学生を正社員に採用する場合は、「技術・人文学・国際業務」の在留資格が必要です。この在留資格は、雇用契約書を締結していなければ申請できません。そのため、在留資格を取得できる見込みがあるか、採用側が慎重に確認する必要があります。

外国人の留学生を採用するときの流れ、方法、注意点などについては、こちらで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

外国人の留学生を雇用するときのルール

外国人留学生を雇用するときのルールに違反すると、法律で罰せられる可能性があります。たとえば最低賃金や就業時間制限などのルールを守れていないと、雇用主に罰金の支払いや懲役の罰則が発生します。こうした事態が起きないように、雇用時のルールを正しく確認しておくことが大切です。

外国人の留学生には、日本の労働基準法が適用されます。また、日本人を雇用するときと同様に、地域ごとに決まっている最低賃金が適用されるため、外国人留学生だからといって違法な低賃金で雇えるわけではありません。日本人労働者と同じように支払う義務があります。

雇用後は日本人と同様に労災保険への加入が必要です。ただし、留学生は学業が本分のため、雇用保険のみ適用されません。また、健康保険と厚生年金は、要件を満たせば加入できます。このように、日本人と外国人では、雇用のルールに若干の違いがあります。

外国人留学生を雇用するときのルールについては、こちらで詳しく解説しています。

ビザ関連編

在留資格(ビザ)の扱いを誤ると、結果的に違法行為とみなされる恐れがあります。外国人留学生を雇用したいときは、ビザ関連の準備や切り替え、変更などの基礎知識を習得しましょう。

ビザ切り替えのポイントと準備

「ビザの切り替え」とは、「在留資格の変更手続き」のことです。在留資格にはさまざまな種類があり、労働の許可がない資格もあります。もし、在留資格を十分に確認せずに、日本で働けないのに働かせた場合には、不法就労として外国人と雇用主の両方が罰せられます。

そのため、在留資格を確認のうえ、必要であれば「就労可能な在留資格への変更手続き」を行うことが大切です。

内定後に採用した職種に対応した在留資格を申請し、切り替えが完了してから働けるようになります。ビザの切り替えは企業側が行うことが一般的なため、必要な書類や手続きを確認しておきましょう。

外国人を採用するときのビザの切り替えや、手続きに必要な書類や手続きについては、こちらの記事で詳しく解説しています。採用の手順やビザの切り替え手続きに必要な準備物をわかりやすくリストアップしていますので、ぜひご覧ください。

留学生を採用したらビザの変更が必要

外国人留学生は、「留学生ビザ」を所持していますが、日本で正社員登用されるには、留学生ビザから「就労ビザ」へ切り替える必要があります。また、卒業後も日本で就職活動を続けている留学生は、留学ビザから「特定活動ビザ」へ切り替えています。

そのため、採用時には「特定活動ビザ」から「就労ビザ」への切り替え手続きが必要です。もし、日本での労働が認められていないビザを所有する外国人を働かせた場合は、故意・過失に関係なく不法就労として罰せられますので注意が必要です。

留学生を採用するときのビザの切り替えについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

外国人労働者 採用・雇用編

外国人労働者を採用・雇用することに、どのようなメリットがあるのでしょうか。メリットを確認したうえで、優秀な外国人を採用する方法を理解することが大切です。外国人労働者を採用・雇用するメリットと、優秀な外国人の採用方法を詳しくご紹介します。

製造業における外国人採用のメリット

外国人労働者は、さまざまな職種で働けますが、特に重宝されているのが「製造業」です。製造業で外国人を採用することには、次のメリットがあります。

  • 長いスパンで若い労働者を確保できる
  • 外国人の労働意欲が社内の雰囲気を変える
  • 短期間で大量募集できる

製造業に限ったことではありませんが、さまざまな職種で労働者が不足しています。しかし、日本の外国人労働者の数も増えてきていることから、優秀且つ若い労働者を確保できる可能性も大きくなってきているともいえます。

また、外国人は「母国の家族への仕送り」や、「日本の技術を自国に持ち帰って役立てる」などの理由で、意欲的に働く傾向があります。

こうした意欲的な労働者が増えることで日本人労働者が刺激を受け、社内が良い雰囲気になる場合もあるでしょう。

製造業で外国人を雇用するメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

優秀な外国人を雇用するには?

外国人労働者のメリットを得るには、コミュニケーションの問題や文化の違いを理解して、適切に対策する必要があります。雇用する側で、外国人労働者が働きやすい環境を整えておくことも大切でしょう。環境や受け入れ態勢が整っていないと、労働者や労働希望者は自ずと離れていってしまうものです。

また、当然ではありますが、全ての外国人が優秀なわけではありません。中には、場の空気を乱したり、真面目に働かなかったりと、企業に不利益を与える外国人もゼロではないことを頭に入れておきましょう。

優秀な外国人を採用するためには、次の4つのポイントを押さえましょう。

  • 働きに見合った給料と待遇を用意する
  • 多言語に対応できる環境を整える
  • 成長できる環境を用意する
  • 外国人に特化した人材紹介会社を経由して受け入れる

このように、外国人にとって働きやすい待遇、環境を用意すれば、能力や経験を発揮してくれるでしょう。また、最初から優秀な外国人を採用するだけではなく、丁寧なアフターフォローで育成していくスタンスも大切です。

優秀な外国人を雇用する方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

外国人に特化した人材紹介会社の選び方

外国人を採用したいときは、「外国人に特化した人材紹介会社」を選ぶことが大切です。紹介できる外国人の国籍、雇用形態のほか、担当者の質、サービス内容にも注目しましょう。担当者によって人材紹介のスキルが異なるため、会社の知名度や実績だけで判断はできません。

自社が求める外国人を紹介できるか、慎重に見極めることが必要です。

外国人の人材紹介会社は、次の関連業務を代行できます。

  • 人材の選定と紹介
  • 応募者への所連絡
  • 住まいの紹介
  • ビザの切り替え手続き
  • 面接スケジュールの調整

など

人材紹介会社によっては、より質の高いサポートを行えます。例えば、ウィルオブ・ファクトリーでは、社員がお客様の現場に常駐し、派遣スタッフの指導・管理を行うため、円滑に人材を管理できます。

各人材紹介会社の強みや特徴を比較検討して、自社が求めるサービス・サポートを受けられる人材紹介会社を選びましょう。

また、料金体系は成功報酬制がほとんどで、着手金がかかる人材紹介会社もあります。成功報酬制は、外国人労働者の入社が決定したときに報酬が発生する料金体系です。着手金は、人材を探し始めたタイミングで発生しますので注意しましょう。料金の発生タイミングや費用感については、比較検討時に各社の公式ホームページから問い合わせて聞いておくことをおすすめします。

優秀な外国人を紹介できるかどうか、人材紹介会社の特徴や紹介実績、独自のネットワークの有無、料金体系、アフターフォローなど、さまざまな項目を比較しましょう。

優秀な外国人を紹介できる人材紹介会社の選び方とおすすめの会社について、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ:外国人労働者を活用して収益と安定性を高めよう

外国人労働者を雇用できれば、人材不足による収益性や安定性の低下を防げます。ただし、適切な手続きを経て外国人を雇い、働きやすい環境を整える必要があります。また、優秀な外国人を紹介できる人材紹介会社を見つけることも大切です。今回ご紹介したノウハウを取り入れていただき、企業の明るい未来を作る外国人労働者の雇用を目指してみてください。

 
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