特徴を知り最適な人材を採用しよう!

せっかく外国人の採用に踏み切ったのに、どう教育して良いか分からない…。採用した外国人社員もいまいち環境に馴染めていないような気がする…。そんなお悩みを抱える企業も少なくはないでしょう。

今回は、中国人にスポットを当てて、特徴やトラブルになりやすい人柄や性格などをご紹介していきます。もちろん、私たち日本人と同じで個々の性格や常識基準は様々ですから、中国人のすべてがそうだというわけではありません。”そういう傾向がある”というご紹介なので、社風と照らし合わせながら中国人の採用におけるひとつの参考としてご覧いただければと思います。

「自己PR」が得意な中国人には要注意!?

自分を大切にすることや、自分自身の長所を積極的にアピールすることは日本の価値観や常識で考えても“良いこと”です。ですから、こうした人柄の中国人は面接の第一印象が良いのが特徴となります。

では、どうしてこのタイプの中国人に注意しなければならないのでしょうか。それは、自分に自信がありすぎるあまりに「なぜこの仕事を任せられるのが自分なのか」「評価に納得できない」など上司や周囲への要求が多くなる傾向が強いからです。特に彼らは意見などを遠まわしではなく明確に表現する国民性ですので、ストレートに表現することが多く、自分の意見をあまり口にしない日本人にとっては、こういったタイプの中国人の方は少し攻撃的に感じてしまうかもしれません。

一方でこのタイプの中国人は、男女を問わず頭が良く、コミュニケーション能力にも優れているのが特徴です。一見したところ協調性を重んじる日本企業の空気に馴染みにくい一面がありますが、優秀な人材であることに変わりないのです。

年齢や学歴、勤続年数や経験値などに左右されず、仕事で成果を上げれば給与のアップや昇格につながりやすい企業などでは活躍しているケースも多数あるようです。グローバルな価値観を持つ企業や、チームでも個人でも成績を追える新規営業などの職種であれば、大いに活躍が期待されます。

日本語能力より適応力を見るべき

外国人を採用する上で、日本語能力検定のレベルや履歴書などの書類を完璧に作れるスキルを採用基準とすることは間違ってはいません。特に中国人は漢字に馴染みがあるため、同じ年数日本に居る他の外国人と比較して、日本語の成績や資格において優秀さが目立つはずです。しかし、日本語が上手いからといって、指導をする際にコミュニケーションが上手く取れるとは限らないので気を付けましょう。

少し目線を変えて、日本人の採用と同じ目線で考えてみると分かりやすいかもしれません。「勉強ができる=適応力がある」ということにならないのを実感されている方は多いのではないでしょうか。

極端な話しで言うと、日本語は日本で働いていれば必ず上達します。ですから採用を決める際には、日本語が多少下手でも周囲に合わせようという姿勢や言われたことを正確に理解する能力などを見るべきでしょう。日本語が下手であれば、評価するのは難しいかもしれませんが、1年後・2年後の伸びしろを考えると、適応力は見逃せないポイントです。

まとめ:結局はコアな部分が定着率に繋がる

「面接ではやる気があったのにすぐに辞めてしまった」という声を耳にすることもありますが、受け入れる企業にも問題があります。中国人をはじめ、外国人を採用する企業は、まだまだ採用事例が少なく、第一印象や成績、日本語レベルのみで採用を決めてしまっているからです。

特に留学生として日本に来日している場合、国際的なキャリアを築くことを目標にしている人は少なくないでしょう。しかし、”国際的な仕事がしたい”という希望は、”その会社でなければならない”という理由にはなりません。

その会社にしかない価値や誇り、組織風土に共感を持って入社した人材は簡単に辞めないという傾向は、日本人であろうと中国人であろうと変わりません。外国人だから理解が難しい…と決めつけずに、面接の際には積極的に話題にしていきましょう。

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