地方エリアでの外国人採用は難しい?

留学生が増えて外国人の人材を雇用する企業が増えているとは聞くけれど、ウチはなかなか外国人の採用が進まない…そうお悩みの企業も多いでしょう。実は留学生を採用できない理由のひとつとして会社の所在地が関係している可能性があります。

現在、留学生の約50%が東京で就職していることをご存知でしょうか?日本には東京以外にも魅力的なエリアがたくさんあるのに…そう思われる方も居られるはずです。では例えば、私たち日本人がアメリカで就職をめざす場合、どんな場所を思い浮かべますか?ニューヨークやカリフォルニアなどメディアで取り上げられるような有名なエリアをイメージしたのではないでしょうか。

今回は、地方エリアの企業が優秀な留学生を採用するための工夫をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

留学生から見た地方エリアの印象

まず前提として、留学生の考える地方エリアとは東京以外のすべての地域だと考えた方が良いでしょう。東京に隣接する埼玉や神奈川であってもそれは例外ではありません。電車でわずか1時間の場所であっても、「埼玉や神奈川に住んで休日に東京で遊ぶ」という考えには至りにくいのです。

日本の代表的な都市といえば、東京以外にも大阪や京都があげられます。どちらも主要都市ですから、私たち日本人からすれば便利さは東京と変わりないエリアです。実際に、他のエリアに比べると留学生を目にする機会も多いでしょう。しかし、就職という観点から見ると、東京が約50%であることに対して、大阪は約10%、京都は2桁にも至っていない状況です。観光地として注目は高いのですが、働くエリアとしての魅力が足りないのかもしれません。

そのため、留学生を採用したいとお考えの企業が、もし地方エリアに所在しているのであれば、自社の魅力を振り返ることから始める必要があります。あらかじめ少ないことが予想される応募者の幅をいかに工夫して広げていくかが勝敗を分けるポイントとなるでしょう。

ターゲットにすべき留学生とは

上記でご紹介したように、地方エリアでは留学生の応募自体が少ない状況です。なので一次面接の時点でスキルの基準を厳しくしすぎることは賢明とは言えないでしょう。例えば、日本語レベルについてです。

東京で就職をめざす留学生がこれだけ多いと、留学生にとっても就職の倍率が上がることは当然と言えるでしょう。採用する企業としても同じ経歴や経験を持つ留学生であれば、日本語レベルで採用することも多いはずです。

そんな中「どうしても日本で就職したい」という留学生は地方に目を向けだします。この留学生は非常に狙い目と言えます。もちろん、採用を目指す企業にとっては、日本語を上手く話せるに越したことはありません。しかし日本で働いていれば、日本語は自然に上達するので、はじめから不採用にしてしまうのは勿体ないのです。

その他にも、もともと地方の学校に通っていた留学生や、東京の企業から転職を希望している外国人などは、東京以外の地域の良さを知っている可能性が高く、長い目で活躍してくれる人材として期待ができます。

まとめ:東京の企業にはない魅力をアピール

採用したい留学生に出会えた場合、とにかく企業としての魅力をしっかり伝えることが大切になります。

例えば、地方であってもオフィスがおしゃれな企業は多いはずです。他にも広い休憩スペースや託児所を併設しているなど、物価が高い東京では難しいような体制を整えている企業もあるでしょう。

また、有給消化率が高いなど、はたらきやすい制度が充実している企業は、ぜひそれをアピールしてください。世界的に見て残業が多いことで知られる日本において、働きやすさは、時に給与の高さより魅力的にうつる場合があります。ちなみに明確にアピールするためにも、面接だけでなく職場見学などを実施して、直接魅力を伝えるのがおすすめです。

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