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大阪市西淀川区のお菓子工場様

繁忙期に人が集まらなければ個々の負担が増え、退職率に影響が。その課題解決の一手が留学生の採用でした。

大阪市西淀川区のお菓子工場
ご担当者様

御社の事業内容について教えてください

市販されているお菓子を製造しています。
当グループの創業の精神が、食品を通じて国民の体位を向上させることです。 そういった意味でも我々が作っている食品を購入していただいたお客様が、健康にそして笑顔になっていただきたいという理念で、事業を継続しています。

海外でも日本で販売しているものを作っていらっしゃるのですか?

はい。国によっては、使える原料・使えない原料があるので、多少仕様変更している製品もありますが、製品自体の仕様は日本とほぼ同じです。
グループ全体が戦略としてグローバル化を目指しており、今のところアイスクリーム事業が先行して海外へ進出しています。

取引のきっかけを伺えますか?

きっかけはウィルオブの営業担当さんです。当初はタイミングが合わず、何度かお断りしていたのですが、足を運んでいただいたり電話をいただいたりする中で、たまたまタイミングが合い、1回取引してみましょうかとなったのがきっかけです。

当初から外国人留学生の派遣が前提だったのですか?

いえ、最初は日本人が中心でした。留学生の派遣については、ウィルオブの営業担当さんからの提案がきっかけですね。ただ、初めて外国人留学生の提案を受けた時は、保留にさせてくださいと伝えました。
その頃は日本人の採用にもそこまで困っていなかったというのが、保留にした理由です。ただ、この先どうにもいかなくなった時の最終手段として使わせて貰うかもというお話をしたのを覚えています。本音を言うと、最終手段を使う時が来て欲しくはなかったのですが、その半年後に短期間で大勢の採用が必要になり、外国人留学生の依頼をしたというのが経緯です。

日本人の雇用確保が難しくなり、そこから外国人留学生を検討したのがきかっけだったのですね

そうですね。日本人の採用が全くなかった訳ではないですが、弊社は繁閑が激しく、1ヶ月で50人、100人を集める必要があるんです。ただ、日本人の場合だと1回の受入れで多くて5人ぐらいしか集まらず、当然本来の人員数より少ない為に余計な負荷がかかってしまい、辞めて行かれる方が出てしまう。その状態を続けていると、数名補充⇒数名退職⇒数名補充という負のスパイラルに陥ってしまいます。こうなると、採用担当も入社対応に追われ、現場は教えても辞めるし、人は足りないしの状態になりモチベーションが下がってしまいます。ある程度の人数を一気に入れないと、新人の定着率が下がる傾向にあったので、その問題を解決すべく外国人留学生の受け入れに踏み切りました。

どのような外国人の方が在籍されていますか?

基本的に留学生が9割で、あと1割は家族滞在の方です。 各職場の各時間帯ごとにいらっしゃるので、計8名程で、 他に通訳を統括したり、留学生の勤怠・教育管理を任せている方が2名在籍しています。 100%ベトナムの方ですが、国籍に関しては特に弊社からの希望ではなく、ウィルオブ・ファクトリーさんからの提案ですね。

留学生派遣を利用する以前に自社で外国人採用をしていましたか?

永住権を持たれている外国籍の方は多数いらっしゃいます。留学生派遣に踏み切ったのはウィルオブ・ファクトリーさんの提案が初めての試みでした。

留学生派遣利用を始める前に懸念していたことはありますか?

安全に関する表示やルール表示が読めないであったり、工場ならではの言葉が理解できないことでコミュニケーションが上手くとれず、労務トラブルや品質トラブルにつながらないか?怪我をさせてしまわないか?作業に制限があった場合にどう対処するか?など、会社として管理できるのかなという不安がありました。
留学生となってくると若い方がたくさん入ってくるので、労務の管理、勤怠の管理など色々な面で不安はたくさんありましたし、最終的に職場に受け入れて貰えるのかというのが、我々総務担当者の立場として懸念しておりました。

外国人留学生雇用中で困難だったことはありましたか?

日本語能力は、N1~N5まであり、N3は世間的に受け入れられると聞いていたが、意外にN3でも全然喋れない方はたくさんいました。なので、最初から大勢入れるのではなく、上手く運用できるのか様子を見ながら徐々に人数を増やしていきました。

サポートが大きかったとのことですが、もう少し具体的にお聞かせいただけますか?

導入する以前からどんな感じで進めるかを色々と相談させて貰っていましたので、留学生受け入れの進め方や、受け入れ後の教育方法をどうするかなど、受け入れてから大きく混乱したということは特になかったです。
留学生を受け入れて最初の1ヶ月程は、ウィルオブ・ファクトリーさんの担当者に、現場責任者として生産現場に入って貰い教育・指導・勤怠管理をやって頂きました。懸念や不安は大きかったものの、それで乗り切れた部分が非常に大きかったと思います。
また、その時の中国人とベトナム人通訳の方がとてもしっかりしており、たくさん指導・教育してくれたことも大きかったですね。

教育担当は貴社側で採用した方ですか?

いえ、ウィルオブ・ファクトリーさんからの派遣になります。
一番初めは、留学生が中国人とベトナム人が半々ぐらいでしたので、中国人2名・ベトナム人2名の4名が教育担当者として来てくれました。4人共日本語も話せ、読み書きもできたので、まず1ヶ月間で現場の仕事を覚えて貰いました。作業手順・安全ルールもすべて理解して貰ったうえで、留学生を受け入れるという形で進めました。そのお陰で、新しく入社した留学生に、私が作業の内容・勤怠・安全・品質のルールを説明した内容を通訳して貰いましたが、しっかりとポイントを理解して伝えてくれていました。

留学生の勤務態度はどうだったでしょうか?

良い点は、若いということもあり仕事の覚えが早いのと、手先が器用な子が多い印象です。悪い点は、お国柄もあるとは思いますが、注意してもあまり響かないところですかね。特にベトナムの子達は、遅刻をしても社員に一言も言わず勝手に現場に入ったり、自転車の二人乗りを注意されてもお構いなしだったり……。
あと、よく国に帰りますね。一度帰ったら2週間ほど帰って来ませんので、そこは正直困っています。
ただ、弊社ではまだ留学生と日本人とのトラブルは特に発生していないんですよ。大阪人の面倒見の良さが成功の秘訣かも知れません(笑)。

注意している点やサポートしている点はありますか?

今は特に何もしていません。ごく自然に留学生も弊社の一員としてお仕事してくれているのが普通ですし、それぞれ各現場と各時間帯に居る通訳と、通訳を統括している二人のベトナム人管理者がしっかりやってくれているのだと思います。

日本人採用をする際に早期退職が多かったとおっしゃっていましたが、留学生派遣を利用し始めてから変わりましたか?

留学生が20~30人、多い時で50人程入りますから、受け入れる側として最初は大変でしたが、新人さん達それぞれの負担は分散されるので、5人入社して3人辞めるみたいな負のスパイラルには陥らなくなりましたね。

留学生派遣を利用する中で、ウィルオブ・ファクトリーで良かったなと思う点はありますか?

導入に向けての打合せや、導入してからどう進めていくかなど親身に相談に乗っていただいたり、導入当初には現場に入って頂いたりして、今が成り立っているので、その点で非常にありがたかったです。

留学生派遣で今後更にウィルオブ・ファクトリーに求めることはありますか?

いまはコロナの影響もあって雇用は落ち着いていますが、今後も急な増産時にはご対応をお願いしたいです。あと、外国人雇用に力を入れていると思うのですが、日本人の紹介もお願いしたいですね(笑)

外国人採用について貴社の展望や、弊社に求めることがあれば教えてください

留学生を入れて今一番ネックになっているところは、やはり日本語が喋れない、日本語が読めないとなると、必然的にできるポジションが限定されてしまいます。軽微な単純作業を留学生が担い、チェック・日報類への書き込みなど比較的業務範囲が広い作業は日本人が引き受けるという構図になっていて、負担が日本人に偏ってしまっています。
同じ時給で働いて貰っている以上は、軽微な作業・大変な作業をローテーションさせたいのですが、留学生を入れることでこの流れが止まっているのが現状です。このような状況を改善できる提案があればありがたいなと思います。

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